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★ 月刊産業と経済


〜 6月号(2005年) 〜
月刊産業と経済6月号
GMO今期も高利益成長が続く
M&Aの子会社群が好調レンタルサーバーが牽引同社はレンタルサーバー事業を中心に多様なネット関連ビジネスを展開。業績が順調に拡大し、ネット関連業界の“勝ち組”として市場での評価が定着している。

レンタルサーバーの業務はホームページの運用や電子メールを使うのに必要なサーバーの装置・機能をネット経由で貸し出す業務で、中小企業やSOHO(スモールオフィス)向け中心に需要が拡大基調にある。

同社はレンタルサーバー業務で足場を固めた後、メール広告のメールインなど積極的な企業の合併・買収(M&A)を実施、ドメイン登録、オンライン決済サービス、サイト製作などの関連事業を拡大している。

主力のインターネットインフラ関連事業はインターネット接続サービス、レンタルサーバー、ドメイン、インターネット決済、セキュリティなどを手掛け、特にサーバ業務が好調で、ネット決済、セキュリティーサービスも順調に拡大している。

もう一つの柱、インターネット広告メディア事業は子会社のまぐクリックのネット広告事業の堅調に加え、日本語キーワード検索サービス「JWord」事業展開が順調な出足。企業のJWordへのキーワード登録は有料でこれが同社の売り上げとなる。

業績は大幅な増収増益で拡大基調にある。今05年12月期はインターネットインフラ関連はサービスのラインアップ拡充が軌道にのり引き続き続伸する。広告メディア事業の堅調に加え、日本語キーワード検索の戦力化とアクセスポート社の連結子会社化、コンテンツではオンラインゲーム参入などが寄与する。子会社もGMOペイメントゲートウェイが4月に東証マザーズに上場するなど順調。

株価は業績拡大を評価しいて昨年12月末より上昇波動にあり、当面3000円台半ばを目指そう。

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